復刊された記念すべき1冊を、今年のバレンタインプレゼントとして娘に贈りました。ぺピートのお人形もいっしょです。学校から帰ってきた娘は包みを開き、今までのような学校の制服を着ていないお人形にビックリ。とうわけで、さっそくページを開きました。感想として「ぺピートのいたずらぶりはお兄ちゃんの好み」と意見が一致したので、それが正しいかどうか確かめるために、息子が返ってきてから今度は3人でいっしょに読みました。彼曰く「どこが〜?」
ミス・クラベルの最後の一言から、きっと彼女ははじめからぺピートの性格を見抜いていたのかな?と感じましたが、どうなのでしょう。「すてきなかたですね」「あのかたには、げんきがありあまっているんです。……」「みなさんは、みそこなっていましたね。……」などなど、ぺピートをほめることしかしないので、まったくわかっていない大人役と思っていたのですが、ミス・クラベルのことですから、そんなことはないとも思えるのです。
「こは一大事!」と彼女が走るところは、笑ってしまいました。時代劇のような古風な話し方は娘はまったくわかっていないと思いますが、わたしは非常に楽しめました。