こういういわゆる昔からの「名作童話」って、今の子どもたちはあまり手にしなくなったな〜。学校でブックトークなどして薦めても、読んでくれているかどうか…。
読んでみたら面白いんですけどね〜。
なんて言いながら、自分もこの話の題名を知っていたものの、読んだのは最近です。
神沢さんの力強くも温かみのある文章が、素敵でした。
そして、名作といわれるだけであって、昔ばなしのような繰り返しが入っているのに、驚きました。
また、日本人の書いた物語なのに、やけにカムチャッカの国の世界を鮮明にイメージさせてくれるなぁ、と思ったら、神沢さん自身がカムチャッカ地方に住んでいたことがあるからなんですね〜。