お母さんが亡くなる、お父さんの失踪という不幸なリンカーンの幼少期から話は書かれています。
その後、お父さんが連れて戻った新しいお母さんの分け隔てない慈しみを受けて、優しい青年に育ったリンカーン。
『どれい市場』で黒人の女の子が母親と引き離され売り出される様子を目にして、政治家の道を志します。
自由・平等・民主主義、政治の関係する話ですので、年長の息子にはまだ少し難しいようでした。
それでも、小さい子向けにわかりやすく書かれている伝記ですので、こういう人の努力や犠牲があって、今の自由で平等な世の中があること。
それが、どんなに素晴らしくて大切なことか、少しはわかってくれたのではないかと感じています。
読み聞かせていて、私の方が泣いてしまいました。