釧路で共同作業所を立ち上げた親子のお話が絵本になりました。
しかも実は「ちおりちゃん」が通っていたのは息子たちの小学校だったので、
ぜひ学校のみんなにと思って読んでいます。
自閉症だとどんな困難があるのか、
お父さんやお母さんはどんな願いを持っているのか、
本人がうれしいのはどんな時か、
そして私達には何ができるのか・・・
そういったことが、ことさら力まず静かに語られています。
現在もハンデのあるお友達と勉強している子どもたち・・・
みんな真剣に聞いてくれています。
ただひとつ残念なのは、丹頂が「渡り鳥」として描かれてしまっていること。
私もでしたが、確かに地元でも勘違いしている人は多いので、
読んだ後に実際は留鳥であることを子どもたちに説明しています。
せっかくの本なので、改訂して出していただけたらなぁと切に思います。