学校から帰ってきたばかりの娘に「ねぇ、ちょっと面白いから聞いて」と読んでみました。
読み終えた娘の感想は「う〜ん。面白いけど、これは読み方のせい?」と、笑ってました。
私は特別な読み方はしてませんよ。ただ、東北弁ぽいセリフのおばあちゃんが登場したので、東北弁ぽくしゃべってみただけです。
スズキコージさんが別の作家の話に絵を描くのはよく見ましたが、話だけ作って、別の画家に絵を描いてもらうのって、すごく珍しいですよね?
少なくとも、私は初めて読みました。
もしかしてお弟子さんなのかな?絵のタッチが少し似てる気がします。
なんにせよ、奇想天外な、楽しい話でした。
子どもは「この空のお母さんって、だれよ?」と、首をかしげていました。でも、誰だって、いいんです「空のお母さん」と書いてあったら、「空のお母さん」で。それで面白いんですから!
大畑いくのさんの絵、なかなかこだわりがあって、ゆっくりじっくり楽しめます。
ハッキリしていて見やすいので、大勢集まる場所での読み語りにも向いていると思います。
小学校低学年から中学校くらいにいかがでしょう?