「クロニクル千古の闇」シリーズ第3巻。
トラクの兄弟とも言える存在のウルフが何者かにさらわれてしまう…
そして ウルフを救う為 森の中から氷の世界へと旅立つトラクとレン。
冒頭は こんな場面です。
そしてこの巻では
魔術を操りこの世の全ての氏族を支配しようと企む
恐ろしい“魂食らい”達がとうとう姿を現します。
その不気味な姿を想像させる描写に鳥肌が立つような恐怖を感じました。
後半は そんな恐ろしい魂食らいとトラク達との攻防が続き
ドキドキ、ハラハラで ずっと目が離せない…そんな感じでした。
そして2巻で明らかになった トラクの持つ特別な能力“生霊わたり”。
この能力があるために トラクはこれからもずっと
“魂ぐらい”に追われる運命にあるようです。
物語は この巻からいよいよ佳境に入った感じです。
4巻でのトラクとレン、ウルフの冒険がどんなものになるのか
魂食らいとの戦いは 最終巻まで続くのか とても気になります。
早く続きを読みたい、そんな気持ちです。