うちの子たちは男の子二人ですが、あさえちゃんと妹と歳の差や雰囲気が似ています。
下の子が寝ているからと言って、ちょっとそこまで・・・と出かけていくお母さんは、
今の時代あまりいないかなと思うんだけど、
突発的にどうしても行かなきゃ!ってとき、ありますあります。
例えば、ゴミ収集車のオルゴールで気づく「ゴミ出すの忘れてた!」・・・とか。
そんな時、普段なら絶対置いて出かけたりしないけれど
「まぁ、いっか、ちょっとだけ!」と思っちゃったりします。
で、そんな時に限って起きる「まさか」があるんでしょうね。
どんな親でも、ヒヤッとした経験あるんじゃないでしょうか?
あさえちゃんは、泣いて起きてしまったあやちゃんを、「泣き止ませよう」と頑張り、
泣き止んだら、次は「もっと喜ばせたい」という一心で、目を離してしまいます。
「どうでもいいや」と自分の遊びに没頭してたわけではないのです。
そこに、お姉さんの責任感と、妹への愛情を感じます。
最後に、あやちゃんが見つかったときには、息子も私もほっとしました。
こんな怖いドキドキ、現実には味わいたくないですよね〜。
親としては、そのためのバイブルだと思って、心構えのひとつとして読むのもいいかも。