あさえのお姉ちゃんとしての責任感と妹に対する優しさが伝わってくる絵本です。
林明子さんの子ども目線から描いた絵が、読者を『あやちゃんがどこか行っちゃた!どうしよう!』という、あさえと同じドキドキな気持ちにさせます。
私も実際、「あやちゃん大丈夫かな〜」と思いながらページをめくりました。
ラストのページで、公園にいたあやちゃんを見つけ、何も言わずにかけよってギュッと抱きしめるところには思わず『良かったね!』と言ってしまいました。私もホッと安心(^^)
あさえのように自分より下の子を大事にする気持ちはとても大切なものなので、そんな気持ちがこの絵本を読んだら感じられると思います。