個人的には☆8個くらいつけたい本。
住宅街の中だって、ゲームなんかしなくたって、
こんなに楽しく友達と遊べるってことが描かれてます。
その創意工夫とバイタリティ、連帯感と達成感がうらやましいー!!
・・・と、うらやましがってないで、ウチの子にもやらせればいいんですがね。
途中、仲間の一人が転校することが判明し、
楽しく、ちょっとせつなく思い出を作ります。
「さいごはサトシのれよ」という所で泣けてきます。
以前6年生の教室で読みました。じっと聞いてくれました。
大勢へ読むにはちょっと小さいのですが。
ところで、その絵がまたすばらしいのです。
特に構図が工夫されていて、大変躍動感があります。
物置の天井から見た内部の様子や、
「チビ電」の中から見た外の風景、
横断歩道の上で夕日にのびたみんなの影・・・など。
最初と最後もニクい演出。
もっと読まれて売れてほしいと勝手に思っています。