おもちゃをお友達に「貸して」と言われた時、貸してあげられない我が子に、親はどのような声かけをしてしまうでしょうか・・・。
私は「貸してあげなさい」とか「優しくないよ」とか・・・ついつい言ってしまったな。
この絵本を読み返す度に反省。
貸せないのは、優しくないからじゃない。
その喜びを経験していないだけ。
そらまめくんも、
ベッドを友達に貸せない時の気持ち
友達にベッドを貸して貰った時の気持ち
うずらが自分のベッドにのっかかっている時の気持ち
自分のベッドで雛が孵った時の気持ち
と様々な感情を経験したからこそ、お友達をベッドに招待することが出来たのです。
「貸してあげなさい」というのは簡単なことだけど、
その時その時の子どもの気持ちを大切にして、自らの成長を見守っていきたいものです。
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