二歳の息子に半信半疑で図書館から借りてきました。人気の絵本という認識でしたが、やはり魅力があるんですね。毎晩読んでとせがんできます。
そらまめくんは自分のベッドを誰にも貸さず、最初はとてもケチです。でも、自分のベッドで、うずらの卵が還った喜びから、他人とものをわけあい、共有する喜びを学びます。
独占するのではなく、最後はみんなと仲良くベッドで眠ります。
大事な宝物は大人でもなかなか貸しづらい。だってどうなるかわからない。それでも、分かち合う優しさ、そらまめくんの成長、ベッドが途中でなくなって困るそらまめくんにそれぞれのベッドを貸してくれる友達の心の広さなどを学べます。
息子は、ベッドがないときの、「ベッドが!!ない!!」という、そらまめくんの声。最後にみんなとお祝いで踊るときの歌が特に好きなようです。