子どもがまだ小さい頃、主人公のそらまめくんがあまりにもかわいかったのでとても気に入って購入しました。
そらまめの皮は数回しか目にしたことがありませんが、確かにベッドっていってもいいくらいふわふわだったような・・・。目のつけどころも面白いなと思いました。
私が素直に感動したところは、なくなったベッドが実は他で使われていたというところです。無事、ひなが生まれてよかった・・・!と出産した時の思いが強かったのでした。お母さん鳥が大きく描かれていて、それも大きなインパクトでした。子どもに読みましたが適齢期ではなかったようで途中から飽きてしまい、この本もしばらくお休みしていました。
それから時が過ぎて、子どもがお友達を意識する時期に入りました。再びこの本を読むことに。私自身もこの本を違った目線で読むようになりました。
そらまめくんにはたくさんのお友達がいます。みんなそらまめくんのベッドに寝かせてほしいと頼みます。でもそらまめくんは・・・。
自分のお気に入りをお友達に貸すのは難しいことです。できればずっと自分のものにしておきたい気持ちは誰にでもあります。けど相手を思いやれることも大事です。子どもの口から「いいよ!」という言葉が出てきたらいいな、とこの本を読んで思いました。
子どもの成長に合わせて、この本の良さを知ることができました。
最後にみんなでおやすみしている姿もよかったです!