むかしむかし、みやこの東の山にこぎつねのこんが、じいちゃんぎつねとすんでいました。
こんは毎日、人間にばけるけいこをしています。
「こんこんここ〜ん わらべにばけん〜」
ある日、じいちゃんぎつねが都へ行くことになりました。
華やかでかわいらしい、特に都で巡る店に女の子が喜びそうだな〜ぁ。日本のお姫さまもOKな子なら好きじゃないかな〜。
言葉で説明するのは難しいですね。
娘もとっても気に入ってくれ、ほっくり「あーおもしろかったー」と言ってくれました。
これといって珍しい所はなく、でもほっこりじっくり楽しめるお話です。
ちょっぴり「恋」も(勝手に)感じちゃう都での一日は、児童文学界ではポピュラーな「勾玉三部作」を彷彿としました。
ちなみに京の都を思い浮かべながら読みました。