とんだ言いがかりで仲間はずれにされてしまうツルの、悔しさ悲しさが胸に突き刺さるようなお話です。
ツルのお話ですか、人間の社会にもありがちな内容です。
学校や職場、近所などどんなところでも、悲しいけど起こりうること。
もしいじめと遭遇したときに、その愚かさに気付くことができる人が少しでも増えてくれたら・・・
そういう思いをこめて、たくさんの人に読んでもらいたい作品です。
いじめという暗闇の中に一筋の光が見えたとき、このツルは再び生きる力を取り戻します。
すべての人がその光となり、暗闇がこの世からなくなることを願ってやみません。