読み聞かせの会で、ボランティアの方が読んでくださったことで出会った本です。ゆっくりゆっくりと読んでくださるそのペースとお話の内容とがぴったりマッチしていて、聞いている子供の中にはつい一緒に口をあけてしまっている子もいました。
大人みたいにおはしやスプーンやフォークを上手に使いたい。そういう思いは大人が思うよりもずっと強く子供の心にあるのでしょうし、子供だってそうできたら、ぼく・わたしってかっこいい!と嬉しくなるんでしょうね。...でも、すぐにうまく使えるわけじゃない。面倒だし、自分が思ったよりヘタなのも気に食わない。なんでこんなの使わなきゃいけないの?!とイライラする...ほとんどの子供たちはこういう気持ちを経て、だんだんと上手に食べられるようになるんですね。こぼすと「ほらまた〜」ってつい小言を言ってしまっていた自分がすこし恥ずかしくなりました。