クリスマスの季節ならずとも通年楽しめる作品だと思います。
息子は、大爆笑。
評価5点じゃ足りません。
2008年に初版発行の作品です。
扉絵に男の子が、サンタさんへプレゼントのお願いを書いた紙が描かれています。
欲しいのは、最新型アクションフィギュア「カッチョマン」だそうです。
このカッチョマン、七三分けのおじさんに見えてしまう私はこの絵本を読む資格がないのかも(笑)。
クリスマスの朝、「カッチョマン」がやって来ました。
もうここから、男の子(名前もありません)が描くカッチョマンの想像の世界での活躍の始まりです。
画面割りが、時に漫画のようでとても自由な描き方だと思いました。
息子にうけたのは、カッチョマンの「トースト見張り」の任務。
怪物ツマサッキーとの戦い。
おばあちゃんからもらったカッチョマンのニットのつなぎ服。
スプーンたち救出のシーン。
ははは、カーッペト海に浮かぶボートの上でのくつろいでいる様子のカッチョマンとタワッシーの姿に大爆笑でした。
奥付前の、作者のプレゼントメッセージが、お兄さん宛になっていたので、主人公の男のは、小さい頃のお兄さんがモデルだったのかもしれませんね
中学年くらいの男の子にお薦めしたいと思います。
お話し会でというよりは、一人でニタニタ、ガハハと楽しんで欲しいと思います。