恐竜好きな息子が見つけたシリーズ絵本です。
これは「きょうりゅうぺぺのぼうけん」シリーズの6作目、最終巻になります。
版画チックな絵がすごく独特で、お気に入りのシリーズです。
数々の試練を乗り越えてグループのリーダーにふさわしくなったぺぺ。
ペペが生まれた時からの成長を感じられるのが、シリーズの良いところですよね。
ある日、年老いたイグアノドンを肉食恐竜から助けたペペたちでしたが、
その年老いたイグアノドンから昔の話を聞く事が出来たことで、
後々、ペペたちは命を救われることになります。
大地震、火山の噴火、山火事と、今までで一番厳しい状況がたて続きに起こり、
息子もとても興味深そうに見入っていました。
最後まで生き延びたペペたち。ラストにふさわしい、たくましいペペの姿が見られて、
大満足なシリーズ絵本となりました。
巻末に、化石のひみつの解説がわかりやすく漫画で描かれています。
その漫画も以前に読んだことのある同じ作者の恐竜漫画から抜粋されたものだったので、
息子は大喜びしていました。
恐竜が好きになりたての子が読めば、きっと恐竜が大好きになるシリーズだと思います。