もぐらが土の中から上を見て・・・この上にはなにがある?
その上には何がある?って空へ空へと上っていく素敵な絵本です。
絵がすごくいいですね。
絵本を縦にしてページをめくるのですが、遠近方がすごくうまくて
「木」のページがすごく好きです。
思わず目の前に大きな木がそびえている感じになり空を見上げたくなります。
子どもたちも前を(ページを)みていればいいのに・・・つい上を向いている子が多くて笑えました。
そして、「月」 この月の絵がまた幻想的で素敵です。
月からは 下へ下へと・・・海深く・・・降りていくのがすごく素敵。
上と下。
それだけのすごくシンプルなお話なのに・・きっと何歳の子でも楽しめてしまうのではないでしょうか?
身近なようで奥深い感じの魅力たっぷりの絵本です。