表紙の絵をみて、なんだかなつかしい気持ちになりました。
そして読んでみたら、確かに子供の頃読んだことがある!と感じました。
内容は覚えていなかったけれど、そのとき感じた気持ちがそのままよみがえってきたのです。
それくらいとっても素敵な印象に残るお話でした。
どうぶつたちがさっちゃんをたべちゃうんじゃ、とどきどきしたり、
お家に行ったどうぶつたちがどうなっちゃうのかな〜とわくわくしたり。
そうして、最後はおおかみくんの涙に切なくなったり。
おかあさんがいなくて泣いてしまうおおかみくんに、「おかあさんをかしてあげる」といったやさしいさっちゃん。
そして、おおかみくんをやさしく抱っこしてくれるお母さん。
「こどもがもうひとりできたみたい」と笑うお母さん、とっても素敵です。
息子も同じようにこの絵本を気に入ってくれてうれしいです。
この絵本をよみながら、なんだか優しい気持ちに浸っています。