キャベツを帽子にしている表紙から、何とも癒されます。
キャベツぼうし、その発想がかわいらしい。
表紙のみんなでキャベツぼうしをかぶって、オオカミおに、という名のおにごっこをして遊んでいたら、本物のオオカミが現れます。
みんな一目散に隠れるのですが、見つかってしまったこぶたくん。
ゆうこちゃんがキャベツを投げつけると、オオカミは見事キャッチし、
これを頭にかぶるのか?と。
なーんだ。オオカミさんもみんなと遊びたかったのね。
ゆうこちゃんはキャベツぼうしをオオカミに被せてあげてみんなで遊びます。
みんなは、帽子にしていたキャベツを、ご飯の時に食べちゃうんですが、
オオカミだけはどうしたと思います?
私はそのオオカミの行動から、オオカミが愛おしくなりました。
みんなにとっては普通のことだったんでしょうけれど、オオカミにとってはきっとみんなと遊んだ時間は特別な時間だったんだなと感じさせてくれます。
オオカミみたいな経験、きっとみんな一度はあるんじゃないかなぁ。