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どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

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白い牛をおいかけて」 ジュンイチさんの声

白い牛をおいかけて 作:トレイス・シーモア
絵:ウェンディ・アンダスン・ハルパリン
訳:三原 泉
出版社:ゴブリン書房 ゴブリン書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2023年12月05日
ISBN:9784902257465
評価スコア 4.3
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みんなの声 総数 9
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  • ゆったりとした空気が心地良い

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    ニューヨーク・タイムズ紙年間優秀児童図書、アメリカ図書館協会優秀図書という評価の高い2003年の作品です。

    お話の舞台は、ケンタッキー州の豊かな牧場。

    「このケンタッキーのどこかには、白い牛がいる。だれもつかまえられない白い牛が……。」という書き出しで始まります。
    そこに住む少女の目線で書かれた日記風の文体は、とても親しみ易くとても好感が持てました。
    でも、その牛は、周りの大人どもがいくら束になっても捕まえられないのです。
    白い牛に翻弄される大人たちの様子も、どこかほのぼのと感じられました。

    やはり、ケンタッキーの醸し出すゆったりとした空気がそう感じさせるのでしょう。
    大家族が一同に会する家というのも、昔の日本を彷彿とさせます。
    終わり方も、とても爽やかなので、心の清涼剤になる一冊だと思います。

    投稿日:2008/06/29

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