小さい頃、祖父母と寝る時には昔話を聞かせてもらいながら寝ていた私。
いろいろな昔話がある中で、「はなさかじいさん」は私の好きな昔話でした。
ある子供向けの雑誌に、はなさかじいさんのお話が載っていました。でも、お話が短くなっていて、どうも私には納得のいかないところもあり、図書館でこの絵本を借りて、読み聞かせました。
こころのやさしいおじいさんたちととなりのおじいさんたちのやりとりが、分かりやすく描かれています。
しかも、いもとようこさんの温かい絵がとっても素敵です。
特に、花が咲いているピンクいっぱいの絵が、とても癒されます。
これから春になり、お花見へ行った時に、このお話を思い出してくれるのではないでしょうか?