子供の頃好きだった絵本です。
最近、改めて読みました。
新潟の昔話だったこと、方言が沢山使われていることに気づいてびっくり。子供の頃も確かに方言が面白いなと思っていたけれど、今よりすんなりと自然に頭に入っていたなと子供の力をいまさら実感しました。
今はこのお話も色々な絵で絵本になっているようですが、やはりこの絵本の絵は最高だと思います。
私は昔から小僧が縄に繋がれてトイレに行っている場面が好きでした。
そして、逃げる場面。山々をどんどんと逃げていく場面がとても素敵な絵で表現されています。
大人になって気づきましたが、色も淡い色でとても綺麗です。
物語も勿論とても良いと思います。
三枚のお札を持ちながら逃げる逃げる。追いつかれそうでドキドキしながらやっと寺に着いたのに、和尚さんは中々出てきてくれなくて。
スリル満点のお話は、誰もが夢中になると思います。
最後の締めくくりの言葉も大好きです。