南の小さな島のジャングルで、ニシキヘビのお母さんが赤ちゃんたちを森に送り出しました。でもヴェルディくんだけは、グズグズしています。急いで立派な大人になる理由がわからないのです…。
わんぱくヴェルディくんの、大人達との関わりや冒険が心に沁みます。ただ、絵が…とてもリアルで…私はヘビが得意でも苦手でもないのですが、ページによっては何となくゾワリとしました。
子ども達はというと「ヴェルディ君かわいい!」と「気持ち悪い!」と両極端な様子。
☆3と☆4と迷ったのですが、作者紹介の「あやまった先入観を取り払おうと努めた」に共感し、☆4としました。