ネコなんだ〜
ネコなのか〜
読みながら笑いをこらえページを捲っていきました。
主人公の「わたし」は、とっても太っていてとってもかわいいけど、とんでもないお馬鹿さんのネコを飼っています。
このネコの仕草や習性は、まさしくネコそのものなんですが、我が息子には、ゾウにしか見えないそうです(笑)。
このネコが家の色々なところで寝ている様子も可愛らしくて面白い。
飢え死にしたとする想像図で、化石博物館に展示されている恐竜のレプリカのように、骨格だけになっている「わたし」のネコの姿にも笑いました。
次ページの、自然史博物館館長への弁明の文書。
「わたし」のネコの骨格の長い鼻の部分にも骨を描いてしまった事へのくだりが可笑しくて可笑しくて。
も〜、これはユーモアじゃない。エスプリです。
最後まで、「わたし」のとぼけた思いこみとネコの表情に笑わされました。
とにかく、「わたし」にとってこのネコは可愛くてしょうがない存在であることが伝わってきました。