図書館で佐々木マキの本を検索していたら出てきた本です。「やまからきたぺんぎん」という不思議な題名に惹かれました。ぺんぎんって山に住んでいないですよね。
山に住むぺんぎんが、かきごおりを食べてみたいと町へ行きます。人間の子どもに変装しようと、幼稚園ルックになるところがまずおかしかったです。
町を歩いているぺんぎんの様子を見て「なつペンギン」という絵本を連想しました。
ぺんぎんはアイスクリームを売っている親切なおじさんのところで暮らすことになります。
怖いことにも巻き込まれてしまいますが、ぺんぎんなりの機転で乗り越えます。
息子は、おもしろいお話が好きなので所々で笑っていました。
夏の話なので、冬に読むには少し寒いなあと思いました。佐々木マキファンのお子さんにお勧めします。