平田昌広さんが文、星さんが絵とご夫婦で描かれた作品。
昌広さんは、『かあちゃんのせんたくキック』などの文も手がけている。
ねぇ、とうちゃん。もしもぼくがサメに食べられそうになったら助けてくれる?
じゃあ、海賊につかまったら?ものすごい地震がきたら―?
「とにかくすごく大変な状況」を一所懸命考える息子と、それにしっかり応える父ちゃんの素直な信頼関係が良い。
最後のオチでは笑いながらもほっこりする。
低学年のおはなし会でも使った。
会話で進んでいく形式なので、読み方は演技っぽくしてもよいかも。
会話の面白さもさることながら、絵も色々と書き込んであるので、そちらで自分なりの発見をしている子もいた。
あったかい普段の家族の様子が目に浮かぶ。