お父さんと子どもの言葉の掛け合いが、とてもほほえましいです。
子どもが「○○でもたすけてくれる?」と聞くと、「もちろん。なにがあってもぜったいたすける」とお父さんが答えるところがすごく好きでした。
父親の愛情が、言葉からあふれてきています。
うれしくなって「もしもとうちゃんがあぶないときはさぁ、ぼくがとうちゃんたすけるからね」と言った男の子。
でも、お父さんとお母さんがけんかしたら「かあちゃんをたすけるよ」に笑いました。
最後に、「ぼくがいっしょにあやまってあげるよ」「そのまえに けんかしないでね」が、とてもかわいかったです。
頼れるお父さん、かわいい子ども、怒ると怖いお母さん。
ほのぼのとする絵本でした。