花屋さんになるのが夢というみどりちゃん。
学校からの帰りに、花屋さんに寄って、おじさんから花の種をもらっています。
庭にまいて、大事に大事に育ていています。
自分の夢にむかって着実に進んでいるたくましさに、大島さんの絵の力強さがぴったりです。
でも、悲しい出来事がおきてしまいます。
自分ではどうしようもないこともあるのです。
そんな経験をすることが、子どもには必要なんだと思います。
商店街のあたたかい人間関係がこの絵本から伝わってきます。
大事にしたいと思います。
一度なくしたものと再会できると以前よりずっと大切だと感じます。
悲しみの後にくる喜びの大きさを知る事のできる絵本です。