息子と共にこのシリーズのファンです。新作を見つけて嬉しくなりました。
どうぶつしんぶんで、いちごジャム作りを見たねずみの子どもたちがいちご摘みに出かけます。
案内役は、あまがえる先生です。
生物の絵本が多い松岡さんらしく、春の小川の生物たちも同時に紹介されています。
すべて名前つきなのが嬉しい配慮だと思いました。
もちろん、いろいろな野いちごの紹介もありました。至れりつくせりの親切な内容で、一緒に野いちごを摘んでいる気持ちになりました。
いちごのお菓子のレシピつきなので、お子さんと一緒に作ってみても楽しそうですよ。息子は作ってほしいと言っていました。
シリーズのどれにもどうぶつしんぶんはあったと記憶していますが、このしんぶんを読むのも秘かな楽しみです。
細部まで手を抜かない姿勢にとても好感が持てます。身近なことを教えてくれる科学絵本としてもお勧めですよ。