「おまえうまそうだな」がとても良かったので、この本も買ってみました。
同じ展開の絵本ですね。これが宮西ワールドなのかな。絵のタッチがちょっと違っていて、私はこちらの方が好きです。でも、こちらの方が、先に出版されたものなんですね。
いいんだけど、いいんだけど、なんか微妙。
この物騒な世の中、子どもにとってはどうなんだろう、この本。
素直に楽しめば、それでいいんだろうけど。
先生の話をちゃんと聞いていないことくらい、構わないんです、絵本だから。
でも、知らないおじちゃんに付いて行って(というか、ねずみさんたちは、自分から誘ったんだけど)、とっても楽しいひとときを過ごして…
娘は物語として素直に楽しんでいるので、気にしなくてもいいんだろうけど…
ねずみからするとねこは天敵で悪者なんだけど、ねこからすると、ねずみを食べるのはごくごく当たり前のことで、悪いことをしているわけではないです。
私たちは誰かに対して先入観を持つべきではないし、そんな意味ではこの本はいい本なんでしょうが、微妙なんで、自信を持っておすすめとはいかないです。