初めてこの絵本を読んだ時「なんておもしろい絵本なんだろう!」と感動しながらページをめくり、長女と一緒に迷路みたいな階段を指でたどりながらのぼりました。どの部屋もその動物の特徴をとらえた素敵なおうちで、あっというまに100階までたどりつきました。
それから数年経ったあと次女にも読んであげると、同じように率先して指で階段をのぼっていたので「みんな同じだな〜」と微笑ましく思いました。途中でおままごと遊びになったり、登場する動物たちに会話をさせて自分でお話を広げてみたり、絵本の枠を超えて立派な遊びになっていました。
夢があって「こんなところに行ってみたいな」という想像をどこまでも広げてくれます。子どもはもちろん大人だって楽しくなっちゃいます。
いわいとしおさんもきっとわくわくしながらこの絵本を作ったのでしょうね。出会えてよかったな〜と思える一冊です。