くもんのはじめてであうシリーズの一冊。
竹内祐人さんは、このシリーズで「おはな つんつん」「おてて たっち」を刊行しており、これは2作目になります。
最初のページは、
「いぬさんとぶたさんが」相対するシーンがあります。
そして次のページで
「おでこ ぴたっ」をします。
この繰り返しなのですが、そのぴたっをする組合せに意外性があるというのも魅力の1つ。
きりんとうさぎとか、りすとてんとうむしなんかは、その発想がとても良いと思います。
最後は、パパとぼくがぴたっとするのですが、この絵本と出会っていたらやってみたかったと思えてなりません。
最後に竹内さんが、
「僕は子供の笑顔は一番美しく、素敵だと思っています。そんな笑顔を見せてもらうには、親子のふれあいが、一番大切なんだと思います。そのためのコミュニケーションツールのひとつにしてもらえれば、とてもうれしです」と書いています。
他の2作品も同じですが、この発想自体が素晴らしく、世のパパに読み聞かせして欲しいオススメの絵本です。
パパの読み聞かせの入門編としても最適です。