吉野さんのY・A作品を読み、他の作品も・・・と思って、今度は「チームふたり」を手に取りました。
小学生の卓球男子の話ですが、単に「卓球」のことだけでなく、父の失業や、母の就活話も絡んできました。主人公だけでなく、まわりにいる子にも、「家庭の事情」がありました。子どももいつも無邪気でいるわけにはいかず、大人の事情の下で生きているということを感じました。
そんな中、卓球も家庭の問題も「チーム」を組んで一緒に挑んでいくという姿勢が良かったです。シリーズで続いているのですね。他のも読んでみたいと思います。