ひさしぶりの雪にわくわくするぼく。
大雪になりそうだからと学校を早く帰され、
友達とバス停で別れた後はひとりバスを乗り継いでの帰り道。
なかなか来ないバスを待ちながら
ぼくは心ぼそくなってクスンクスン…
おにいさんが「雪のふるまち」をうたってくれたり
おばさんが「あとですててもいいから」と手袋をはめてくれたり
帰宅後はおにいちゃんがホットミルクを入れてくれたり
ぼくの周りには見守ってくれる温かい手がいっぱい。
ぼくは心ぼそい雪のかえりみちを乗り越えて
少し自信が付いたみたい。
お母さんにも誉められてほこらしい表情がいいですね♪
子どもの成長って本人の頑張りと、
それを見守る温かい目が出会った時に生まれるのかなぁ〜♪
読み終わって微笑ましくなる絵本です。