雪の日に学校から男の子が必死に家まで帰るお話しです。友達と別れ一人になったとき初めて心細くなった男の子。なかなか来ないバスを待っていると手はかじかんでぶるぶる震えて・・・。そんな時話しかけてくれた大人の人や手袋をくれたおばさんにであってすごくあたたかい気持ちになったのです。やっとの思いで家に帰ると同じ学校に通うおにいちゃんはなぜか帰宅していました。タクシーで帰ってきたんだって。おにいちゃんは弟に悪かったって思ったのかな?髪の毛を拭いてあげたりホットミルクをいれてあげたり。この絵本を読んでいてこの男の子の一人になった不安な気持ち、心細い気持ちがすっごく伝わってきました。そして、家に帰ったときのうれしさ。もうすごくホッとしたことでしょう。とても感動しました。