ダークレッドの表紙で細い黒の線でろばが描かれていて、何か寂しさを感じる絵本だと第一印象思いました。でもぺらぺらと捲ってみた時、雪が降っていたことと、サンタクロースが登場していたので迷わず手にとりました。
読んだ後に余韻が残るようなそんな感動した絵本でした。
友達もいないひとりぼっちの小さいろばは、ある日トナカイの代わりをすることになりました。サンタさんとお仕事をし、自分もプレゼントをもらうことが出来ました。それは友達でした。
友達が出来たことで寂しくなくなりました。なんか、そんなお話なのにジーンとくるものがあるのも、クリスマスのお話だからでしょうか?
表紙はとっても地味でも内容は詰まっているそんなお話でした。
クリスマスにサンタさんからおもちゃのプレゼントを要求ようなそんな安っぽちい絵本じゃなくて、もっと上を求めているような感じがしました。年少の息子にこの絵本が出会えたこと嬉しかったです。