関西弁のかばくんが主人公。
なんともゆったり、おおらかなムードが漂っています。
かばくんは、いろんな職業に挑戦しますが、その体の大きさ・重さゆえに
ことごとく失敗してしまいます。
でも、「どないしたらええのんやろ」と、あくまで、の〜〜んびり。
へこたれず、前向きで、ユーモアあふれるかばくん。
「ぼちぼちいこか ということや」
諦めてるわけじゃなく、ある意味したたかなんですよね★
職業柄、たくさんの会社の求人をお手伝いしてるのですが
ひとつやってみてうまくいかなくたって、
世の中には数え切れないほどの職業があります。
かばくんの体の大きさや力を必要としてる場所がどこかにあるはず!
焦らずのんびりチャレンジしていけば、
いつかきっと自分に合った仕事があるよ!
なんだか、かばくんを応援したくなってしまいます。
面白く読めるのにメッセージ性もあって、素敵な絵本です♪