昔話は味のあるものが多いですがこのお話はいいですねー。
切り株のおばあさん、怖い風貌と違って、水を汲んでくれなかった長男、次男にも親切に知恵を授けます。2人とも全然聞いてないんですが…。
優しい三郎が最後に沼の主を倒し、先に飲み込まれた兄たちを助けるのですが、やはり強さとは優しさも兼ね備えなければ意味がないのでしょう。
お話は三匹のヤギのがらがらどんの日本版といったところでしょうか、あれは小さいヤギからでしたね。
娘には非常にヒットして何度も読まされています。まだ難しい言葉があるのでそのまま読むというわけにはいきませんが、ゆけっちゃかさかさ、など楽しい音が多いのと、最後の沼の主以外はみんな親切なので安心してよめるのでしょう。
味のある昔話にはこういう素敵なさし絵がお似合いです。