グレッグ・フォリーは、ファッション誌の「ヴィジョネア」や「ヴィー・マガジン」「ヴィー・マン」のデザインや創作を担当、この作品が最初の絵本になります。
訳は、藤井フミヤ。
初めての翻訳ですが、その理由は翻訳したい絵本に出会えたからというもの。
物語は、子ぐまが小さな箱を見つけるシーンから始まります。
その箱をネズミくんにあげようと思って捜しに出かけます。
途中、色々が動物に出会いますが、小さな箱に誰も見向きもしません。
果たしてネズミくんは喜んだのかは、読んでのお楽しみということですが、価値観の相違はあるということを示唆したかったのか?
それとも、一緒に喜びあえる友達がいることこそ至福であることを伝えたかったのか?
最後まで理解できませんでした。
オシャレな絵本であることに間違いはなく、気軽に読み聞かせできる絵本だと思います。