お母さんも今でもそらで言えるほどよく読んでもらった本です。
初めて読んだあとは「ないない、ないない!」と本をしまってほしいと言って、本棚にこの本があるのが見えると本棚に近づけないようでした。あんまり怖がるのでかわいそうかなとも思ってのですが、それでいて、時計のことは「ボンボンボン」といったり、おばけの絵を描いてとせがんだり、案外好きみたいでした。子供ももうそらで言えるようになっています。
「とけいがなります ボンボンボン・・・」で始まるところからなんとなくこわーい雰囲気が漂います。ひくーいおどろおどろしい声色で読み始めると子供はぴったりと寄り添ってきます。夜はベッドの中で大騒ぎしていても、「ねないこ だれだぁ?」というとぎゅっとしがみついてきておとなしくなり一生懸命眠ろうとします。その様子がとってもかわいい!!・・・でも実は怖い夢を見ちゃったりするのかなぁ?