絵本を読む時は癖で感情を込めて読んでしまいます。
この本もせっかくおばけが出るのだからと、
せがまれるたびに気合を入れて読んでいました。
ある日おじいちゃんがせがまれてこの本を読んであげていました。
特に感情を込めることなく淡々と読んでいるのですが、
なぜかそれがとってもこわいのです。
子供たちも固まっています。
読み終わったとたん「はあ〜っ」とため息をついて緊張をほぐしているのを見て、
読み手によって反応が変わる面白さを発見した不思議な本です。
ぜひパパやおじいちゃんに読んでもらってください。