子供と一緒に一番よく読んだ本です。
おそらく今後も我が家のギネス記録であり続けるでしょう。
子供が唯一知っている作家さんは“せなけいこ”さんです。
初めて見た作品でも“せなけいこ”さんだとわかっちゃうから驚きます。
子供の一番好きな絵本のキャラクターはこの“おばけ”でしょう。
また、おばけというもののイメージを築いたのも間違いなくこの絵本でしょう。
1歳で初めて読んだ時はとても怖がりましたが、怖いもの見たさでしょうか、読んで読んでとせがまれて、、やっぱり好きっ!っいう受け止め方でした。
お話しに引き込まれてなかなか寝ないので、「もう夜中だよ、寝なさいっ!」と言いきかせたものです。
その頃叱る時は決まって「おばけにつれていかれるよ!」って言っていました。
(その後はサンタクロース→ベルトラッチュ(我が家のお座敷に棲む架空の怪物)→押しいれ→鬼→将軍→やまんばと怖がらせるものは変わりました)
最近は読むこともなくなりましたが、“めがねうさぎ”シリーズに受け継がれたこの“おばけ”には、これからも新作で出会えることを期待しています。そしてまだまだ子供にとって一番の地位は揺るがないでしょう。