何をしても、どうしても怒られてしまう“ぼく”。
悪気はなくても、理由があっても・・・。
「本音を言っても、きっともっと怒られるから」
と、黙り込む“ぼく”。
その姿をみていて、切ない気持ちになりました。
お母さんや先生に、「もっと良く聞いてあげて!」って・・・。
でも、私が“周りのおとな”だったとしても、
気付ける自信は やっぱり・・・無いかなあ・・・。
誰がどう見ても 絶対に悪いことでも、
なにか理由があるのかもしれないって、
まずそういう風に考えられるようになりたい。
“ぼく”の目線ではなく、
第三者の目線で読んだからでしょうか。
この絵本を読んで、そう思いました。