弟のことが嫌いで好きなお兄ちゃんのお話。ちなみに、弟はお兄ちゃんのことが大好き。これって、大体の幼いきょうだいに当てはまる構図ではないでしょうか。わが家もそうです。
この本のおにいちゃん、わが家の長女そのものを見ているような気がしてしまいます。好きだけど嫌い、嫌いだけれど大好き、よーく分かります。弟の気持ちをいちばん的確に分かっているのも、おにいちゃんなのでしょうね。それが「きょうだい」なのかな。
絵が少し古いイメージがすると思ったら、1986年発行でした。
下の子が生まれて、兄、姉になった子に読みたい本です。