この題名を見てすぐに手にとってしまいました。昔自分も言われ続けてきたから・・。これほどにないつらい言葉だった。「好きで一番上に産まれてきたんじゃないのに」いつも思ってた。この中の主人公も言われることで弟が好きになれない。とても主人公の気持がわかります。うちも男ばっか4人兄弟。ついつい長男には期待してしまいがち。でもこの「おにいちゃんだから、お兄ちゃんでしょ」は絶対に禁句にしています。自分も言うのが嫌だし、そんなの理由にならないから。でもこの主人公は弟が嫌いながらも、少しづつ気持が変化していきます。弟が迷子になったのきっかけに。最後のページにはお兄ちゃんの作文が載っています。それを読んだ時涙がとまりませんでした。兄弟ケンカが始まると一人一人にどう対応していいのか、難しいです。でも理由を聞いてなるべく平等に解決していきたいな〜なんてこにお絵本を読んで改めて思いました。子供たちは理解するにはまだ難しいかもしれないけれど、兄弟の大切さっていうものは感じてくれたんじゃないかな〜。