甲羅を脱いでかめさんが、木陰で一休み。
なんとも気持ちよさそうにお昼寝です。
空っぽの甲羅に次々といろんな生き物がもぐりこんでは、
出て行きます。誰も似合わないし、誰もぴったりこないから
「やっぱり 甲羅は カメのもの」
文が七・五調で、詩のような俳句のような、短歌のような。
とっても読みやすく書かれています。また、次に出てくる動物がそれとなく予告されているのが楽しいです。(いろんなところに隠れてたりするので)
カメって甲羅を脱ぐとこんな姿なの?おなかにタオルをまいて昼寝している様子は、かわいくて憎めません。夏の日、お昼寝の前によんでみたい本です。