ラストの、ルルちゃんが泣きべその場面以外は
どのページも眉をつり上げて怒ったような表情の
お母さん・おやつ・おひさま・靴・ぬいぐるみが出てきます。
大人の私が見ても、(もちろんお話上の演出だと分かっていますが)
ちょっと自分が否定されているような、不快感がありました。
そして、
「ルルちゃんが『いやだ』って言うなら皆もいやだって言うよ」
というのが、なんだか意地悪な感じ。。
「目には目を歯には歯を」みたいで。
それに、ルルちゃんが「いやだ」って言うなら
皆も「いやだ」って言うけど「それでもいいの?」って、
なんだか脅しているみたいで、それも抵抗がありました。
ルルちゃんがどうして「いやだ」と言っているのか、
ルルちゃんの気持ちをちゃんと聞いて受け止めてあげて、
嫌がる理由を明確にした上で説得すべきでは?
絵本なのにマジメに受け取りすぎなのかもしれませんが、
読んで楽しく愉快な気持ちになる作品のほうがいいなあ。
評価が低くて気がひけますが、正直な感想ということで。m(_ _”)m