一番最初に読んだときは、このアクの強い、少しお説教が入っているかのように思えるストーリー、読むものに考えることを振って終わる終わり方に、びっくりしました。(絵本ってこんなだっけ・・・?)ふんわりしたものが絵本だとばかり思っていた私にしたら驚き以外の何者でもなかったんですね。でも、何度も何度も繰り返し読むうち、その抵抗感はどんどん薄れてゆき、また読んであげたい!何度でも読んであげたい!面白い!という思いに変わっていったのが不思議です。絵本は何度も子供に読み聞かせていくうち、こんなにも印象が変わってしまうものなんですね。とにかく、手に入れて読んでみてください。何度でも。