表紙に「かんどうのえほん ほんとうにあった しあわせなねこと おんなのこのはなし」とあったので、図書館で借りてみました。
期待が大きすぎたのでしょうか…あまり感動できませんでした。
短い文章と挿絵の中で、猫のリリィと飼い主のさっちゃんの固い絆を表すのは大変なのでしょうが、私には特に感ずるものがなく…。
リリィがいなくなってからの展開も早く、なぜ帰って来たのかも不明で、知りすぼみな印象を受けました。やさしい目をした黒猫、登場する意味はあったのでしょうか?
子供と、色々想像をめぐらし、語り合いながら読むのにはいいかもしれません。
挿絵も悪くはないですが、リリィとさっちゃんの顔がページによって全然ちがうところとか、途中のお父さんのアップ画がちょっと怖くて、あまり好みではなかったので、☆三つに近い二つとさせていただきました。